みたものの記録

生で何かを観たり聴いたりすることが好きです。劇団四季、ミュージカル、宝塚歌劇団、歌舞伎、オペラ、舞台、お笑いライブ、コンサート、スポーツ観戦などの感想を、書いたり書かなかったり。最近は放置気味です...

伊勢丹「婦人カラー診断」の感想 その2

 

こちらのページでは、婦人カラー診断を受ける当日のことを書いています。

 

 

 

当日の準備

本当はすっぴんで行こうと思ったのですが、都心のデパートですし、さすがに眉毛は書いていきました。

なるべく自分の眉毛と似た色で、主張の無いように書いたつもりではいます。

あとは色の付かない日焼け止めのみ。

1週間前から少しスキンケアに力を入れ、肌のコンディションも多少は整えてきたつもりです。笑

あとは、コンタクトが無いと何も見えないので、コンタクトもしていきました。

前知識で、パーソナルカラー診断はドレープをあてると聞いたので、首もとの詰まっていない服を選んでいきました。 

私は髪が鎖骨上くらいまでありますが、結ばずに耳にかけた状態で診断しました。

 

 

診断の説明

新宿伊勢丹本館の指定された場所へ行き、おそらく2~3畳程の個室に案内されました。

大きな鏡の前に座り、伊勢丹でのカラー診断についての説明を受けます。

座ってまず、自分のすっぴんに驚きました。

なかなかすっぴんで服装と髪型だけきちんとしていることはないので、アンバランスさに驚きです。笑

 

それはさておき、、
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上がいわゆるイエローベース、下がブルーベース

これを有名な4seasonに分類する方式に直すと、Dが春、Sが夏、Hが秋、Pが冬にあてはまるのだそうです。

中にはまたがる人もいるそうです。

ですが今日はとりあえず、この4種の内のどれか1種に当てはめるとのことでした。

 

 

診断開始

診断のための準備として、真っ白な上だけのエプロンのようなものを上半身に被せ、今着ているものの色を隠します。

首もとのつまった服を着ないで正解でした。

 

初めに、どの程度メイクしているかの確認をしてから、瞳・耳・肌・髪の色を見てもらいました。

ファンデもやめておいて正解です。

髪は地毛の色を見たいそうなので、診断の直前に髪を染めることはしない方が良いのかもしれません。

 

そして次にピンクのドレープをあてていきます。

ピンクと言っても様々なピンクがあり、各分類に合うピンクをS(夏)→H(秋)→D(春)→P(冬)の順にあてていきます。

(順番うろ覚えです)

なぜこの順かというと、色の優しい順なのだそうです。

ピンク以外にも、青、緑、赤、黄、白でもこのようにあてていきます。(他の色もあったかも...ベージュとかグレーとか...?)

 

そしてとりあえず1週するのですが、正直違いがわからない!笑

カラーアナリストさんが、この色とこの色だと、この色の方が顔に影が差すのがわかりますか?など、いろいろ説明してくださいます。

ですが、私は ????? という感じ。

わからないです難しいー!と言っても嫌な顔一つせず、最初は皆様そのような感じです、わかるまで何週もするので安心してくださいね、となんとも優しい言葉をかけてくださいました。

ちなみに、若い人の方がわかりにくく、ほうれい線やくまがあるなどの悩みを持つ年代の方の方がわかりやすいそうです。

 

私は、黄色が好きだからかもしれませんが、黄色になると少しだけわかるようになりました。

この色だと顔が凄く黄ばむかも!みたいな。

そしてここでコツを掴んだのか、2週目はかなりわかるようになりました。

説明される前に、これはこういう理由で似合わないかも、と思えるようになり、ワイワイお話しながら進んでいくまでになりました。

 

まず初めに、P(冬)は確実に無いことがわかりました。

こちらのお色をあてると、顔に影が入る感じになるというかなんというか...

そして今度はH(秋)も無いことがわかりました。

こちらのお色をあてると、顔がかなり黄ばんで見えて、私のコンプレックスがもろ出しに。笑

そして、どちらも顔色がさえません。

 

とは言ったものの、私が最初にわかったのはH(秋)が似合わないということでしたね~

私の中では黄ばみが一番の悩みでしたので、いち早くその黄ばみの違いを察知することができたのだと思います。

ここから違いに敏感になり、ああ、確かにP(冬)も無いな、と気づけました。

 

色によっては、PとHでもこれはまだマシかも、というものもあるので、その色のときは色の名前を聞いて、すかさずメモ。

全ての色には名前がついているので、家に帰って復習できます。

私は使える色をメモしましたが、逆に絶望的に似合わない色をメモした方が良いかもです。

 

 

そして最後まで診断に悩んだのが、S(夏)とD(春)でした。

Sのお色をあてると顔色がワントーンあがり、色ムラが目立たず、さらっとした上品な感じになりました。

Dのお色をあてたときもワントーンあがりますが、こちらは血色感がでて、内側から艶のあるような健康的な感じになりました。

この2つに絞り、何度も違いを見ていきますが、難しい。

どちらも良い感じに見えるのですが、受ける印象が違く、なかなか絞り込めません。

というか、色によってこんなに肌の見え方が違うとは。

 

ここでSに合う30色と、Dに合う30色、計60色をあてていき、 似合う色が多い方の分類を私の分類にすることになりました。

ここまですることは滅多にないそうです。笑

そうして多くの色を合わせていくと、Sは似合う色と似合わない色の顔写りの差が激しく、Dは多くの色が平均以上な感じ、ということがわかりました。

 

 

最終診断

というわけで、私の分類はD(イエベ春)に決定!

似合う順としては、Dの明るくて薄い色、S(夏)の明るくて薄い色という感じで、Dでもビビッドカラーはあまり似合いませんでした。

明るく澄んだ色が似合い、暗めの色や濃い色は苦手なようです。

私はDの似合う服を着ると健康的な綺麗さ、Sの似合う服を着ると上品な綺麗さになるとわかったので、TPOに合わせて使い分けたいです。

あえていうなら可愛い系と美人系みたいな。

 

そして、最高に似合う一色も選んでいただきました。

あえて何色かは言いませんが、確かに肌のトーンもあがるし、顔色もよく見えるし、本当に良いことずくしの色!

自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ似合います。笑

 

全体を通して、ベース色(イエベ色かブルベ色かどうか)を優先させるのではなく、明度を優先して服を選ぶと良いそうです。

明度が高い(≒明るく白っぽい)色で、その中で彩度は中間くらい。

彩度が高いと原色のような鮮やかな色で、彩度が低いとくすんだ感じの色です。

 

 

お勧めのメイクはこちらだそうです。
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Sも撮っておきますか?と聞いてくださったので、撮らせてもらいました!

ただ私の場合、肌のタイプは完璧にDのタイプなようなので、Dを参考にした方が良いとのことでした。

確かに青みピンクは似合わないので納得です。笑

 

簡単にいうと、イエベ春とブルベ冬は艶メイク、イエベ秋とブルベ夏はマットメイクがお勧めとのこと。

そもそもその色をあてると、そのような印象になります。

 

アイシャドウの色について、ビジネスシーンなどはどのような色が良いか聞いてみたのですが、ベージュ系のなかでも、かすかに発色するような色をお勧めしてくださいました。

あとはパール感のあるもの。

確かに、ブラウンの濃い発色のものは似合わない気はしていました。

CHANELの赤キャトル(赤みの強い濃いブラウンで全色マット)に一目惚れをして購入したのですが、私が使用すると、殴られたり、ものもらいができたりした印象になってしまい、現在お蔵入りしています。

今までの人生で一番高いアイシャドウだったというのに。

残念ながら、私には似合わせる腕がありません。

中古コスメでも気にならないような人を捜し、譲ろうと思います。

 

あと、結婚式のドレス(お呼ばれの)は白く見えたらだめなので、濃い色必須なのに似合わない私は何が良いかも聞いたのですが、とにかく艶を出すようにとのことでした。

艶のある生地で、ネックレスなどを工夫するようにとアドバイスをいただきました。

ネックレスはゴールドの中でも、シャンパンゴールドが良いそうです。

結婚式で定番の、パールも可です。

 

私は艶感と薄い色が得意なようなので、濃い色は艶感のあるもの、マットなものは薄い色を選ぶようにしたほうが良いのかもです。

赤キャトルは似合う要素が無かったのですね。

何となくですが、イエベ秋の人が似合いそうな色合いな感じがしますよね。

同じイエベでも高い壁があるようです。

 

その他にもいろいろと聞きましたが、丁寧に答えてくださいました。

おそらく婦人カラー診断は、4つの分類のどれかに当てはめることにのみ重きを置いているので、何かあったらこちらから積極的に聞いた方が良いと思います。

とにかくいろいろ話すことで、自分の得意不得意がよりわかると思います。

 

最後にこのようなカードをいただきました。
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余談

カラーアナリストさんにお話を聞くと、やはりこういうことをしていると、パッと人を見てこの人はこのタイプとなんとなくわかるそうで、電車でよく鍛えているそうです。

私は、髪に艶があり地毛が少し茶色、瞳が茶色、血色がない、あとは耳の色の感じなどから、典型的なイエベ春のタイプなのだそう。

髪に艶があり、瞳が茶色だなんて初めて知りました。

瞳が茶色といっても赤茶と黄茶があり、私は黄茶の方で、カラーアナリストさんがブルベの方だったのですが、その方は赤茶な感じでした。

比べると全然違うことがわかりました。

 

後日友人に、私は瞳が茶色なんだって~、と話したのですが、いやいや今更?最初から思ってたよ、と言われました。

だから色気づいて黒のカラコンしたら、すぐ突っ込まれたのかーと納得。

案外自分でわからないだけで、周りはわかるものなのだな~と驚いたので、自己診断が難しいけど診断も受けられない方は、友人とやるのも良いかもしれません。

肌の色も、案外自分が思ったより黄色くないかもしれませんよ。

私は誰がどう見ても黄色いですが。

 

あと、血色がないというのは青白い訳ではなく、赤みが無いことを指すそうです。

 

ブルベというと青っぽいと思ってしまうのですが、赤みがあるかないかも、ブルベイエベの判断基準になるそうです。

私の場合は頬が赤に染まるといっても、サーモンピンクを濃くしたような感じになります。

ただ唇はあまりイエベっぽくないんですよね。

だから青に転ぶリップが多いのかな~とか思ったり。

ティントはほとんどが時間たつと青っぽくなってしまうので、使うことを諦めました。

 

こんな典型的イエベ春の私が、意外にもブルベ夏も合ったため、カラーアナリストさんも驚かれたそうです。

最後の最後までこの2つで迷いました。

きっといつもの何倍もの布をめくって大変だったと思うのですが、今日は私もすごく勉強になりました!と優しく言っていただけました。

ありがたいです、さすが伊勢丹様。

 

ちなみに最初から何となくタイプわかるからといって、偏った布のあて方などは一切されませんでした!

1から一緒に探していく感じです。

一目でわかるものではないのだなー、と思ったくらい、とっっても丁寧に見てくださいます。

 

 

 

余談中の余談

今思えば、の話なのですが。

 

中学校のカーテンがアイボリーだったのですが、友人によく、この色似合うよね~と言われていました。

 

そして高校生のときのセーターやベストは指定だったのですが、それが2色から選べ、アイボリー(クリーム色?)かネイビーのどちらかだったのです。

正装用の色がアイボリーでして、高校生は抗いたい年頃なためか、女子にはネイビーが大人気なんですよ。

そんな中、私だけアイボリーを貫きました。笑

いやー、本当にネイビーが似合わなくてですね、そもそもアイボリーしか買いませんでした。

修学旅行の写真なんて、私以外の女子はみんなネイビー。

親も心配して、ネイビー買わないの?と聞く始末。

それでもアイボリーを貫き通したおかげか、卒業文集の清潔感ある人ランキングは1位でした。笑

似合う色を身につけるって大切。

人生の中の嬉しかったことの中でも、かなりの上位に食い込む出来事でした。

 

 

 

目録

  • 婦人カラー診断を受けて

  まとめ、問題点、その後調べたこと、パーソナルカラー診断のすゝめ

伊勢丹「婦人カラー診断」の感想 その3 - みたものの記録

 

  • 婦人カラー診断を受ける前の流れ

  きっかけ、自己診断、予約

伊勢丹「婦人カラー診断」の感想 その1 - みたものの記録