宙組公演「エリザベート」の感想
東京宝塚劇場にて行われている、宝塚歌劇団 宙組公演「エリザベート」を観てきました。
待ちに待った初宝塚!!
ずーっと行きたかったのですが、抽選ははずれ、先着は繋がらず・・
ですが今回奇跡的に当選。
そんな年に、帝国劇場でも東京宝塚劇場でもエリザベートを観ることができ、嬉しい限りです。
楽しみすぎて2週間くらい前からそわそわしていました。笑
開場
30分前に開場。
左下にピアノが見えると思うのですが、劇中の曲が全自動で流れています。
しかも鍵盤まで動いて!!
これに気持ちが高まってしまい、ついつい口ずさんでしまいます。笑
今回のお席は1階席の後方やや上手側。
思ったよりも舞台と会場は小さめ。
大階段のイメージがあったので、もっと大きいと思っていました。
あれは兵庫のほうだけなのかなー
・・・と思っていたのですが、最後の方で見事に裏切られました。笑
何を勘違いしたのか舞台凄い広いのですね。
後で書きますが、見事な大階段が最後に現れ、とても驚きました。
失礼いたしましたm(__)m
そして、生演奏なのですね!
何も知らずに入ったら、オーケストラピットがあって驚きました。
無知すぎですね。笑
ちなみにこの日の役替わりキャストはこの方々。
開演
ついに開演です。
今回はエリザベートの大筋を理解しているので、とても見やすかったです。
広い視野で見られるといいますか・・
ミュージカルの際は、新たな役が出る度に「これは誰でどういう立ち位置?」と思ってしまっていたので。笑
内容や曲は、当たり前と言えば当たり前ですが、ミュージカルと大差ありませんでした。
ただ雰囲気が違う気がしました。
ミュージカルの方がリアリティある感じ、宝塚はとっても華やかな感じ!
そして男役の方達が、想像以上に男!
観る前はちゃんと入り込めるか不安だったのですが、全然気になりませんでした。
男役娘役関わらず、皆様美しい。
トート役の朝夏まなとさんのあの色気、とっても凄まじいですね。
踊りや見た目はもちろんですが、何よりも歌!
私がシシィだったら一発でやられてしまいますね、きっと。笑
エリザベート役の実咲凜音さんは可愛い!
と思ったら、色々な環境の変化によって徐々に変わっていくシシィの演じ分けが素晴らしいですね。
本当に数時間で歳をとったかのようでした。
エリザベートの中でも、ルキーニが歌う曲が何故か好きな私。
愛月ひかるさんのルキーニ、素敵でした。
トートとはまた違った男臭さというか、品のある男性陣のなかで唯一野生っぽい感じで、とても好きです。
フランツ役の真風涼帆さん、かっこいい!
ミュージカルを観たときは、フランツなんてマザコンで嫌!と思っていましたが、彼は彼で可哀想な運命を追っているなぁ、と想いを改めました。笑
そんな奥行き、というか背景が伝わってきたフランツでした。
ルドルフ役の蒼羽りくさんもかっこいい!
芯のある感じなのに弱々しくて、自分を支えてくれる人を求める感じが切なくて。
闇が深くて、銃を持ったときの表情が印象的でした。
エルマー役の桜木みなとさん、一目惚れしてしまいました。
フランツが出てきてイケメン!となり、ルドルフが出てきてよりイケメン!となり、エルマーが出てきてタイプ!!とならました。笑
かっこよかった~
あと記憶に残っているのは、パパ役(マックス公爵)の悠真倫さんもとても上手でした。
マダムヴォルフのコレクションにでてくる、フランツの浮気相手も可愛かったです。
ミルクのところみたいに、何人ものキャストさんとで出来上がるシーンがとても素敵でした!
最初のところとかも。
銅像かと思ったら動き出したので、とっても驚きました。笑
フィナーレ
終わったーカーテンコールなのかなぁと思っていましたが、フィナーレと呼ばれるものが始まるのですね!
すごく素敵。
宝塚のラインダンスを観ることができて、とても興奮しました。
本当に一糸乱れぬダンス!
そしてみんな可愛い。
あとは色々な役の方がアレンジを加えながら、演目内の曲を歌ってくださり、余韻に浸れました。
大歓迎も見られ、朝夏さんの大きい羽根もすごかった~
THE 宝塚!!という感じ。笑
最後に
宝塚素敵でした!!
他の舞台やミュージカルとはまた、全然違う世界が広がっていました。
ショーと呼ばれるものも観てみたいです。