東宝ミュージカル「エリザベート」の感想
先日、帝国劇場で公演されている ミュージカル「エリザベート」 を観に行きました。
東宝ミュージカル自体が多分初めてです。
今回は友人と一緒に行ったのですが、その友人も初めてとのことです。
思い返せば数ヶ月前のチケット販売日。
ですが、そんな余裕ありません。笑
どこもサイトの混雑で繋がりすらせず、ミュージカル人気ってすごいなぁ、と思いました。
セブンチケットが取りやすいのでお勧め。
そんな今回の配役はこちらです。
開場
1階ロビーにはポスター(?)がたくさんありました。
売店でおそらく出演者の方のCDや、エリザベートのグッズなんかも売っていました。
席は2階の端席だったのですが、充分楽しむことができました。
舞台上で見切れたところは無かったと思います。
なんならオーケストラピットも、指揮者も少し覗き見することができました。
ちなみに途中からの観劇はできなさそうでしたので、遅刻厳禁です。
開演前、スタッフさんが注意喚起されていました。
開演
本当に素晴らしくて、素晴らしくて、、
順番(かどうかはわかりませんが)に書いていきたいと思います。
第一部
とっても素敵でした。
あんなこと言われたら惚れちゃうわー、トートすっごいかっこいいわー、と幼稚なことを友達と話しました。笑
トートかっこいい。
第一部が終わってまず友達と話したのは、いつの時代も度のすぎたマザコンとの結婚はだめ、ということ。笑
なんでエリザベートはフランツと結婚したんだか!
まぁ王に惚れられたら逃れられないでしょうが、愛し合って結婚してましたものね。
全然フランツの良さがわからない!!という感じでした。
「そーのーひーとーみがー♪ むーねーをーこーがしー♪」という曲と、「さいごっのー♪ だんすっわー♪」という曲がお気に入り。
サントラ的なのあるのでしょうか?
第二部
二部は継母にいじめられるエリザベートから始まります。
本当に可哀想で、いったいどういう育ちをしたらあんな継母になるんだか。
フランツに相談しても役に立たないし、親子そろって最悪だなー、マザコンやだわー、という感じ。
ただ、だんだんエリザベートもおかしくなってきて。
パパにあこがれる無邪気な少女だったのに、その美貌を良いことにいろいろやって。
ハンガリー国旗色のドレス姿、可愛かったな。
世界史にかなり疎いので、エリザベートのすることが世界にどう影響させてるのかがよくわからないんですよね、わたし。
でも世界は良くない方向にいってましたね~。
あと牛乳風呂って肌に良いのでしょうかね?
なんか臭くなりそうで、私だったら絶対入りたくないと思うのですが・・笑
あとルドルフくん!
すっごく可哀想ですよね、今回のミュージカルの中での一番の被害者ですよ。
ルドルフとトートが一緒に歌うところが、すっごくかっこよかったです。
「やみがーひーろーがーるー♪」という曲が一番のお気に入り。
そしてルドルフくん自殺。
死んでから息子の大切さに気づいたって遅いんだからね!と、エリザベートに怒る私。
ゾフィーも可哀想に見えてしまいます。
エリザベートとフランツが再び出会い、2人のすれ違いを歌ったところ、切ないですね。
結局フランツも可哀想。
疑問点
これは、生きたエリザベートに自分のことを愛し、死を選択させたかったからなのでしょうか。
「最後のダンス」とはいったいなんなのか。
フランツはあれは浮気して、性病がうつって、エリザベートにもそれがうつったということですよね?
その浮気ってトートが仕組んだのでしょうか。
エリザベートが精神病院に行くのはなぜなのか。
心が拘束されていない、自分とは反対の人たちをみるため?
最後に
いろいろと謎が残りましたが、だからこそあと何回も見たいなあ、と思いました。
演じる人違うverもみたいし。
あとは世界史詳しければ良かったという後悔。
少しずつ暇なときに、あそこらへんのことを調べてみたいと思いました。
わかりやすくて単純なハッピーエンド好きな私でしたが、このようなミュージカルも良いと思いました。
とりあえずトートがかっこいい。
次は宝塚ver.のエリザベート!
人生初宝塚なので、今からとても楽しみです。