みたものの記録

生で何かを観たり聴いたりすることが好きです。劇団四季、ミュージカル、宝塚歌劇団、歌舞伎、オペラ、舞台、お笑いライブ、コンサート、スポーツ観戦などの感想を、書いたり書かなかったり。最近は放置気味です...

劇団四季「アラジン」の感想

 
電通四季劇場[海]にて行われている、劇団四季の「アラジン」を観に行きました。
 
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劇団四季のディズニーものは、ライオンキングやリトルマーメイドを観たことがありましたが、アラジンは初めて。
以前よりチケットがとりやすくなったので、ようやく観てきました。
 
今回のキャストはこちら。

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上演時間は約2時間45分(休憩含む)だそうです。
 
阿久津陽一郎さんは、バナナスクールに出てた方だ!と思ったら、劇団四季の中でもトップ俳優さんなのですね。
とても面白い方という印象を持っています。笑
厂原時也さんは、前にライオンキングを観に行った際、シンバをやっていた方。
 
劇団四季はかなりの初心者ですので、知った名前の方が2人いらっしゃるだけで、ワクワクがまします。
 
 

開場

昼の公演 & 夏休み中だからか、小さい子がたくさん。
私は幼い頃、落ち着きがなくてじっとできない子だったので、このようなところには連れてきてくれませんでした。笑
羨ましい!
そしてみんなお利口さんで可愛い!
 
何階だか忘れてしまいましたが、魔法のランプが飾ってありました。
写真撮影の列ができてました。
残念ながら私は写真を撮っていませんが、横目に見てきました。 
 
今日の席は2階席!
段差もありますし、席も前の方とずれてることもあり、とっても見やすかったです。
劇団四季の劇場はとこでも見やすくて、ありがたいです。
 
 

開演

とにかく豪華で綺麗!
舞台上がカラフルで鮮やかで艶やかで、見ているだけで心が躍ります。

ダンスもとっても素敵。
 
スパンコールでキラキラなのはもちろんですが、役者さん自体がみんなキラキラ!
観るところがありすぎて、目が何個開ってもたりません。
 
 

第一部

開演の直前、観劇の際の注意の放送を、ジーニーがしてくれます。
徐々にテンションがあがり、ついに暗くなり、音楽が!
まだかな、幕が上がるのはまだかな、と待っているとジーニーの登場です。
そしてアグラバーの世界へ、一気に引き連れていってくれます。
 
「パッと!頂戴しーてー♪サッと!逃げるんだー♪」のところのアラジン、本当に軽やかで、ワクワクします。
女の人が庇ってしまう気持ちがわかります。笑
あと、占い師のおば様のキャラも好き!
 
そして斉藤舞さんのジャスミン、物凄い可愛い。
私は少し気が強い感じの女の子大好きなので、物凄くストライク!笑
「こーこを飛ーびー出ーしーたーい♪」のところでは、本当に切実な気持ちが伝わってきました。
 
アラジンの親友、バブカックとオマールとカシーム、そして市場の人が一緒に踊るところ。
本当に仲間に入りたい!
 
ジャファーとイアーゴは、なんとも憎らしいですが、面白い悪人達でした。
この2人の体格差もなんともいい感じ!笑
 
そしてジーニーの見せ所!
ここがとってもど派手で、きっと観ているときに口が開いてたかもしれません。
マジックショー、ダンスショーなど盛りだくさん。
あんなに歌って踊って動き回って、なのに息を乱さず、本当に俳優さんは凄いです。
 
 

第二部

 アグラバーの市場の方達が、身なりを変えてお城にやってくるところから始まります。
このみんなで踊って歌ってのところ、本当に大好き。
 
そして魔法の絨毯。
アラジンとジャスミンを乗せ、星空を自由に飛び回って、とてもロマンチック。
本当に魔法のよう!
 
 バブカックとオマールとカシームが、アラジンを助けるためにお城に乗り込む「ハーイアドベーンチャー♪」のところは、歌はもちろん、刀のあたる音も揃って凄いかっこいい!!
 
ジーニーがアラジンと約束するところの歌も素敵ですねー!
「ひとりじゃっない♪助っけあーえるー♪」
 
そのあとのアラジンの葛藤も、本当にアラジンが純粋だからこその葛藤で、ジーニーを手放せない気持ちもわかります。
最終的にハッピーエンドで終わって良かったです。
 
「これでーみんなーしあわーせだねー♪めでたしーめでーたーしー♪」
「やっぱりハッピーエンドじゃなきゃ!」
て感じです。笑
 
 

カーテンコール

みなさん、何度も出てきてくださいました。
アラジンとジャスミンだけ最初に出て、後からジーニー、そしてみなさん。
ジーニーだけ出てきて、そして皆さん。
いろいろなパターンがありました。
本当に、いくら拍手してもしたりないくらい、とっても素晴らしい公演でした!!
  
 

最後に

1億2千万のジーニーファンのうちの1人として、絶対また観たいです。笑
今度は1階席かなぁ。
実際、観られるのであればどこの席でもいいですが。
来年の6月までチケット販売してるようです。
 
アラジンは観てて自分も仲間に入りたくなるような、素晴らしいものでした。
観たら絶対アラジンに惚れます。
私もアラジンのこと、なぜだかわからないけど信じちゃいます。
といいつつも、カシームも好きです。
オマールもバブカックも好きです。笑
もちろん、ジーニーも!!
 
そして、私も魔法の絨毯に乗りたいです。
あの仕掛けが知りたく、いろいろ調べたのですが、いまいちわかりません。
やっぱり魔法ですね!
 
様々な曲とともに映像が脳内に流れ、数日たった今でも、1人で思い出しては楽しんでいます。
 
 
この日の上演時間は、休憩・カーテンコール含め、2時間50分程度でした。
 
あっという間!
 

読売日本交響楽団「第190回土曜マチネーシリーズ」の感想

 

東京芸術劇場にて行われた、読売日本交響楽団の「第190回土曜マチネーシリーズ」に行ってきました。


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曲目は以下の通りです。

・ Weber : 歌劇「魔弾の射手」序曲
・ Mozart : クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622
Brahms交響曲第1番 ハ短調 作品68

 

今回のお目当ては、Daniel Ottensamer のクラリネット協奏曲!

Karl Leister のクラリネット協奏曲を聞いて以来はまってしまい、色々な奏者さんのクラリネット協奏曲を聞き比べています。

 

Daniel Ottensamer はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者さん。

お父様は同楽団の首席奏者、弟さんはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者さんで、家族3人で「クラリノッツ」としても活動されています。

2016年の2月には来日公演もありました!

来日公演には行けませんでしたので、この日を待ちわびていました!!

 

指揮の Sebastian Weigle は、ドイツを代表する指揮者さんで、読響は8月17日の名曲シリーズからの初登場だそうです。

私も初めてです。

 

クラシックの知識も全然無いので、本当に素人の感想で申し訳ないですが、感想を書かせていただきます。

 

開場

久しぶりな気がする東京芸術劇場


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写真は帰りに撮ったものですが。笑

 

今回は1階のRB席。

斜め少し右上から舞台を観る感じの席なのですが、お気に入りの席です。

 

 

歌劇「魔弾の射手」序曲

 ウェーバーの代表曲といっても過言ではないですね!

オペラでは少しも観たことはありませんが、機会がありましたら、という感じです。笑

 

弦楽器が不穏な感じを出す中、ホルンの穏やかな響きが染みわたります。

 

そしてクラリネットのソロが始まると、徐々に明るい雰囲気に。

このソロの合間の「BーABCBEsーDEsFEsGーFEsDCCーB♪FGAsAB♪」が、頭から離れません。笑

どんどん調が変わって、次はDから始まり、Gから始まっての大きなこのフレーズ。

オペラの始まりに向かってテンションがあがります。

 

といっても序曲だけですので、残念ながらこのテンションがあがりきったとこでの終了です。

 

 

クラリネット協奏曲 イ長調 K. 622 

何回聴いても、本当に素晴らしい曲です。

クラリネットの良さ、私のモーツァルトの好きなところが、敷き詰められた曲です。

 

3つの楽章が全て雰囲気が違うというのに、全てがクラリネットに合います。

当時クラリネットは主流でなかったのに、こんなにクラリネットのいろいろな面を魅せる曲を生み出すモーツァルトは本当に天才!

クラリネットの良さをモーツァルトに届けたシュタードラーにも感謝。

 

全体を通して、クラリネットの広い音域が存分に活かされていますよね。

そしてその音をまったく1つも落とさず、全て綺麗な柔らかい音を出す奏者も凄いです。

速い音階も1音1音響いていて。

 

魔弾の射手でも取り出しましたが、同じフレーズで調を変えたり、少し装飾を加えて、何度もだされるのが好きです。笑

 

第2楽章は、私的にですが、死ぬ間際に聴きたい曲ランキングNo.1です。

心が浄化されます。

曲の透明感、というのかわかりませんが、それがものすごいです。

マイナスイオンが出ている感じ。笑

 

第3楽章は軽やかな始まりで、心が軽くなります。

ですが、進んでいくうちに 雰囲気が変わったと思ったらまた軽やかに、の繰り返し。

この楽章が1番説明しにくいです。笑

 

 

アンコール

クラリネット協奏曲のあとは、ダニエル・オッテンザマーによるソロのアンコール。

 
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即興曲も素敵でした~!!

 

 

交響曲第1番 ハ短調 作品68

のだめカンタービレでも有名な、ティンパニのCの強打から始まるこの曲。

 

大変失礼ながら、休憩時間後だというのに、少し集中力が切れていました(^^;)

クラリネット協奏曲に注ぎすぎました。

 

もちろん演奏は素晴らしかったのですが、いろいろと余計なことを考えてしまって…

とにかくバイオリンのソロが素晴らしかった、という印象が残っています。

 

もっと集中力を持続させなくては、と猛省しています。

 

 

終演後

ロビーにてダニエル・オッテンザマーによるサイン会があったようです。

当日CDを購された方だけかな?

CDは様々な種類販売していました。

 

 

 

休憩・アンコール等含め、2時間程度の上演でした。 

 

 

blast!「the music of Disney」の感想

 
東京国際フォーラムにて行われている、ブラスト!のミュージック・オブ・ディズニーを観に行きました。
 
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初めてブラストです。
そしてディズニー系の公演ということで、とても楽しみにしていました。
ディズニー詳しくはないですが。笑
 
 

開場

今回のお席は、1階席の真ん中付近でした。
 舞台は、無地のキャンバスと、あとはティンパニがチラッと見える状態になっていました。
 
グッズ販売は長蛇の列!
開場してから割と早めに入ったと思ったのですが、かなり並んでいました。
 
 

開幕

はじめにバトンの女性の登場。(うろ覚えですが笑)
初めだけでなく、そのあともかなり出てくるのですが、本当に素晴らしくて、目を奪われます。
バトンに糸ついてるのでは、というくらい。
 服装は全然違うのですが、ティンカーベルみたいな、妖精のような感じでした。
もの凄く速く回しながら高く投げたり、手だけでなくて身体のあらゆる部分で回したり・・
バトンが吸い付いている感じ!
 
そして続いてフルートの男性。
ブラストって金管だけかと思っていたので驚きましたが、とても素敵な音色。
うっとりです。
この方とバトンの方がメインなのかな?
 
そしていろいろな楽器、パフォーマーさん達が登場。
聴いても観ても楽しく、また観たい場所が多すぎて、目がまったくおいつきません。笑
疑問なのですが、無地のキャンバスは一体・・・?
 
曲はディズニーの曲とブラストの曲とで半々くらいでしょうか?
ディズニーの曲も有名なものが多く、あまり知らない私でも割とわかったと思います。
アレンジバリバリに効いてました!
 
やはりブラストの曲の方が、パフォーマンスが派手というか、これがブラストだ!って感じだったと思います。
 
 私は以下の画像のパフォーマンス
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が観てみたかったので、出てきた瞬間にとても興奮しました。笑
 
ディズニー要素があったのは曲だけで、パフォーマンスにディズニー要素は出てきませんでした。
あえていうなら最後に隠れミッキー (?)が!
 
二幕目は、客席降りがありました。
舞台上のフルートと、二階下手側のフリューゲル(だったかな?)との掛け合い、とても素敵でした。

そしてアンダー・ザ・シーで客席と演者さんたちが一体に!

通路脇の方はハイタッチされてましたよ~
 
最後のサークルオブライフ、素敵だったなぁ。
 
 

休憩

一幕目が終わると、みなさまロビーにダッシュ!
初めてだったので何が起きたのかわからず、トイレ急ぎすぎじゃない!?と思っていました。笑
どうやらロビーで何かがある様子なので行ってみることに。
階段いっぱいに人!
バルコニー?みたいなところにも人!!
運良くなかなかの位置をGETです。
 
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日本人のパーカッションの方を筆頭に、演奏が始まります。
自己紹介をはさみつつ、10分間くらい、ロビーでパフォーマンスをしてくださいました。
お客さんも途中一人混じっていましたよ~
写真もビデオ録画もOKでしたので、私も録画しちゃいました。
 
 

終演

終演後もみなさまロビーにダッシュ!
物販の隣辺りで、お見送りの演奏をしてくださいました。
 
そしてそのあとは、日本人キャストの握手&撮影会のようなことが!
10分以上多分粘りましたが、物凄い混雑でなかなか前にはいけないので、諦めて帰りました。笑

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少し前のことなので、内容薄いです。笑
 
 
 
 
 
 
 
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かなりどうでも良いことですが・・
 
私実はこの日、おそらくホワイトニングのせいで、少し歯がしみる感じのある日で、100%楽しめませんでした。
ペットのハイトーンが、歯に響くのです。笑
ああー!かっこいいけどやめて今はー!!しみるー!!!という感じで(^^;)
ハイトーンいっぱいありましたし。
20%くらいしか楽しめなくて、本当にもったいないことしたと思います。
 
友人は金管楽器をやっていたこともあり、とても楽しんでいました!
ディズニーも詳しいですし。
 
私は木管が好き&マーチングに良い思い出がない(運動神経なくて。笑)ので、やはりクラシック派かなぁ。
あとは勘が悪いので、これは何だろうが多くて。(主にキャンバス)
フルートの人とバトンの人は案内役みたいな感じだったのかな。
意味を考えず楽しめば良いのかな。
本当に私は勘が悪い!!笑
 
今度はディズニーではないブラストの公演も観てみたいです。
そっちの方があまり考えずに楽しめそう!
 
今回の公演は、初めてのブラストでブラストを楽しみたい方にはあまり向いていないかな?という感じでした。(ブラスト素人の個人的見解です。)
でも充分楽しかったですよ!!
 
 

「レディエント・バーミン」の感想

 
先日、シアタートラムにて公演されているRadiant Vermin(レディエント・バーミン)を観に行きました。
 
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普通の席は即完売で、ぎりぎりとれたトラムシート。
私はU24会員(ギリギリ)ということもあり、¥3,000という破格の安さで手に入れることができました。
ありがたいです。
手放すのが惜しい。
 
チケットを引き取ると、開場までまだ時間があったので、パンフレット(¥1,200)を購入。
見ようかと思いましたが、やめておきました。
というわけで、前情報は俳優さんと演出家さんとタイトルとブラックコメディだということしか知らない状態で見ることにしました。
もう一冊パンフレット(¥1,000)がありましたが、なんだったんだろう。
 
 
 

開場

30分前ぴったしに開場。
 
中に入ると、舞台には白い壁、上手側にテーブルとイス2つ、下手側に1人用ソファが1つ。
シンプルなセット!
 
トラムシートは、意外と普通に腰掛けられました。
舞台もそんなに遠くなくて、最近コンタクトが不調な私ですら、舞台上の表情も見られます。
 
開演数分前になると、演出家の白井晃さんが出入口近辺にいらして、とりあえず会釈。笑
そして最後列の席に座られていました。
毎公演客席から見られているのでしょうか?
 
 
 

開演

そろそろかなぁ、と思いながら待っていると、まだ客席がざわざわした中に吉高さんと高橋さんが。
 
高橋さんが私の前を通ったというのに、お客さんかと思い、全然気にとめていませんでした。
吉高さんにいたっては、わぁー赤ちゃん連れのお客さんだ!なんて思っていました。
セリフを発するまでお2人だと気づきませんでした。
だって舞台の上手と下手から登場すると思うじゃないですか、普通。笑
 
そのくらいお芝居はさっと始まります。
 
お客さんも劇の演出の一部かのような舞台。
簡単に言うと、オリー(高橋一生さん)とジル(吉高由里子さん)夫婦が、今日集まった人(お客さん)に、素敵な家を手に入れるまでに、ここ最近あった出来事の回想を見せてくれます。
 
2人で回想を演じるので、オリーとジルが他のいろいろな人物(隣人など)を演じるシーンがあり、そのシーンがもう圧巻!
スピーディーに声色や雰囲気をくるくると変えていきます。
演劇って凄い!!
 
キムラ緑子さんの登場も、さっとです。
こちらも私は少し遅れたお客さんだと思い、ああ、そういえば初めにオリーが空いた客席に座ってたな、そこの席の人か、と思っていました。笑
にしても優雅に歩くマダムだなー、と思っていたらミス・ディー。
緑子さんはそのあと、ホームレスの役も演じられます。
 
ブラックコメディとはどんなものか、と思っいたのですが、なるほどですね。
コメディといえばコメディですが、ところどころ心が痛んだり、考えさせられます。
 私、今笑っているけど、あれ、これで笑うって結構ひどい人間だな、みたいな感じ。
私の黒い部分が引きずり出されたような・・
 
 
 

考えたこと

レディエント・バーミンの意味が光るゴミ(光る害虫)とのことですが、このタイトルもまた皮肉に思えますよね。
ゴミかぁ。
 
パンフレットは、光に蛾(害虫?)が集まるようなデザインなのですが、ホームレスが蛾なのか、オリー・ジル夫婦が蛾なのか、ということなのですかね。
私はミス・ディーの立ち位置がまだ完全に理解しきれてないかなぁ。
 
人の欲望って限りがないから、止められないですよねー。
U2のVertigo(劇中に出てくる曲)にも「Can't rule your heart. A feeling so much. Stronger than a thought.」とありますもんね。笑
 
私にも光が見つかったら、光に集まって照らさせれて光る害虫になるんだろうなぁ。
そして私が普通にこうやって暮らすために、誰かが犠牲になっているんだろうなぁ。
ちゃんと自覚もたないと。
 
 
 

おまけ

私の席は出入口近辺でしたので、何回も目の前や横を俳優さんが通られ、本当に驚きました。
舞台と客席じゃなくて、会場内すべてが舞台。
 
そして有名人の方が何人かいらしていたので、帰る姿を拝めたのもラッキーでした。
観劇するようになって、こういうこと増えたなぁ。
もちろん、害虫にならないために、ただただ眺めるだけですませました!笑
 
終演後にネットでいろいろ調べたら、レディエントバーミンのビジュアル写真?が出てきたのですが、高橋さん髪のびて雰囲気変わってますよね~
 
ジルが座ってるオリーに後ろから抱きついて、オリーが左手でジルの腕?手?を握り、右手で頭をポンポンするところに萌えました。笑
説明が難しいなあ。
 
今度シアタートラムにくるのは、キネマと恋人のときかなぁ。
チケットがとれればですが。
 
 
 

最後に

レディエント・バーミンは、見た直後はああ楽しかった!となるけれど、思い返すといろいろと考えさせられる作品でした。
うーん、深い!難しい!!面白かった!!!
 
 
 

東宝ミュージカル「エリザベート」の感想

 
先日、帝国劇場で公演されている ミュージカル「エリザベート」 を観に行きました。
 
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東宝ミュージカル自体が多分初めてです。
今回は友人と一緒に行ったのですが、その友人も初めてとのことです。
 
思い返せば数ヶ月前のチケット販売日。
前情報で、初見なら花總まりさんの日が良いと聞き、私的にはミュージカル俳優として有名な、井上芳雄さんと山崎育三郎さんの日に興味がありました。
ですが、そんな余裕ありません。笑
どこもサイトの混雑で繋がりすらせず、ミュージカル人気ってすごいなぁ、と思いました。
セブンチケットが取りやすいのでお勧め。
 
そんな今回の配役はこちらです。
 
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開場

1階ロビーにはポスター(?)がたくさんありました。
 
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売店でおそらく出演者の方のCDや、エリザベートのグッズなんかも売っていました。
 
席は2階の端席だったのですが、充分楽しむことができました。
舞台上で見切れたところは無かったと思います。
なんならオーケストラピットも、指揮者も少し覗き見することができました。
 
ちなみに途中からの観劇はできなさそうでしたので、遅刻厳禁です。
開演前、スタッフさんが注意喚起されていました。
 
 
 

開演

本当に素晴らしくて、素晴らしくて、、
順番(かどうかはわかりませんが)に書いていきたいと思います。
 
 
 

第一部

まずエリザベートトートが出会い、トートがエリザベートへの愛を語るところ。
とっても素敵でした。
あんなこと言われたら惚れちゃうわー、トートすっごいかっこいいわー、と幼稚なことを友達と話しました。笑
 
パパとエリザベートのやりとりのところも、エリザベート凄く可愛かったです。
 
一部はフランツとトートとエリザベートの三角関係状態の絵で幕となりました。
トートかっこいい。
 
第一部が終わってまず友達と話したのは、いつの時代も度のすぎたマザコンとの結婚はだめ、ということ。笑
 
なんでエリザベートはフランツと結婚したんだか!
まぁ王に惚れられたら逃れられないでしょうが、愛し合って結婚してましたものね。
全然フランツの良さがわからない!!という感じでした。
 
「そーのーひーとーみがー♪ むーねーをーこーがしー♪」という曲と、「さいごっのー♪ だんすっわー♪」という曲がお気に入り。
サントラ的なのあるのでしょうか?
 
 
 

第二部

二部は継母にいじめられるエリザベートから始まります。
本当に可哀想で、いったいどういう育ちをしたらあんな継母になるんだか。
フランツに相談しても役に立たないし、親子そろって最悪だなー、マザコンやだわー、という感じ。
 
ただ、だんだんエリザベートもおかしくなってきて。
パパにあこがれる無邪気な少女だったのに、その美貌を良いことにいろいろやって。
ハンガリー国旗色のドレス姿、可愛かったな。
 
世界史にかなり疎いので、エリザベートのすることが世界にどう影響させてるのかがよくわからないんですよね、わたし。
でも世界は良くない方向にいってましたね~。
 
あと牛乳風呂って肌に良いのでしょうかね?
なんか臭くなりそうで、私だったら絶対入りたくないと思うのですが・・笑
 
あとルドルフくん!
すっごく可哀想ですよね、今回のミュージカルの中での一番の被害者ですよ。
 
ルドルフとトートが一緒に歌うところが、すっごくかっこよかったです。
「やみがーひーろーがーるー♪」という曲が一番のお気に入り。
そしてルドルフくん自殺。
死んでから息子の大切さに気づいたって遅いんだからね!と、エリザベートに怒る私。
トートにも拒絶されるエリザベート
 
フランツもフランツで、マザコンなら最後までマザコン突き通せばいいものの、結局ゾフィーに冷たくあたるし。
ゾフィーも可哀想に見えてしまいます。
 
エリザベートとフランツが再び出会い、2人のすれ違いを歌ったところ、切ないですね。
結局フランツも可哀想。
 
そして結局、偉そうな奴を殺したかったというルキーニにすれ違いざまに殺され、エリザベートトートと結ばれます。
 
 
 

疑問点

トートが最初、エリザベートの命を奪わなかったのはなぜか。
これは、生きたエリザベートに自分のことを愛し、死を選択させたかったからなのでしょうか。
 
「最後のダンス」とはいったいなんなのか。
 
フランツはあれは浮気して、性病がうつって、エリザベートにもそれがうつったということですよね?
その浮気ってトートが仕組んだのでしょうか。
 
エリザベートが精神病院に行くのはなぜなのか。
心が拘束されていない、自分とは反対の人たちをみるため?
 
結局エリザベートは暗殺されたのだから、トートと結ばれたとはいえないのでは?
 
 
 

最後に

いろいろと謎が残りましたが、だからこそあと何回も見たいなあ、と思いました。
演じる人違うverもみたいし。
 
あとは世界史詳しければ良かったという後悔。
少しずつ暇なときに、あそこらへんのことを調べてみたいと思いました。
 
わかりやすくて単純なハッピーエンド好きな私でしたが、このようなミュージカルも良いと思いました。
とりあえずトートがかっこいい。
 
次は宝塚ver.のエリザベート
人生初宝塚なので、今からとても楽しみです。