みたものの記録

生で何かを観たり聴いたりすることが好きです。劇団四季、ミュージカル、宝塚歌劇団、歌舞伎、オペラ、舞台、お笑いライブ、コンサート、スポーツ観戦などの感想を、書いたり書かなかったり。最近は放置気味です...

映画「グレイテスト・ショーマン」の感想

 

2018年2月16日から上演されている、グレイテスト・ショーマン(THE GREATEST SHOWMAN)を観に行きました。

 

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映画の感想かよ、という感じですが。

ミュージカルや舞台がネタ切れというわけではないんですがね、ノートルダムショックからぬけだせていないんです。

衝撃受けるくらい良かったんですよね~

この衝撃が薄れるのが嫌で、結局神奈川公演は観に行っていないんですけれどね。笑

あとは、ドラゴンクエストXを細々とやっているのですが、最近は割とやりこみ気味で、ぐんと外出が減りまして。

 

それは置いといて...

私、本当に映画館に行かない人で、それどころでなく家で映画も見ない人なんです。

劇場版名探偵コナンを毎年見ているくらいです。笑

ラ・ラ・ランド美女と野獣君の名は。など、最近の話題作ですらまったく見ていません。

見たいとも思っていません。

 

そんな私が!!

自ら進んで見に行くという、とても珍しいことが起きたため、せっかくなので更新します。

 

観に行こうと思った理由の1つは、CMでちらっと聴いた曲が好きそうな感じだったから。

以下の部分です。

So tell me do you wanna go?

[行ってみないか]
Where it's covered in all the colored lights

[色とりどりの スポットライトの下]
Where the runaways are running the night

[一晩中 光り輝く]
Impossible comes true, it's taking over you

[魅力あふれる世界]

Oh, this is the greatest show

[それが グレイテスト・ショー]

The Greatest Show (from The Greatest Showman Soundtrack) [Official Audio] - YouTube

The Greatest Show という曲の一部分だそうです。

 

そして2つ目は主演がHugh Jackmanだから。

私の好きな洋画の1つがレ・ミゼラブルなのですが、そのジャン・バルジャン役をやられていた方です。

とっっっても素敵ですよね。

 

3つ目は、どうやら中学の選択授業の音楽に観た、ウエスト・サイド物語WEST SIDE STORY)に出てる人も出るらしいから。

先生がやる気なかったのか、毎週、授業の余り時間にウエスト・サイド物語アマデウスサウンド・オブ・ミュージックを見ていました。

10分区切りで1週間越しに観るという奇妙な見方でした。笑

まあおそらくこれが初めてミュージカルに接した瞬間だったのかなぁ、と思うので、先生には感謝しています。

 

というわけで、珍しく1人で映画館に観に行ってきました。

 

 

 

感想

結果、観て良かったです。

 

まず始まり方が素晴らしい!

映画のCM長いなー早く始まんないかなーと思っていたとき、Woah~♪と流れ始め、テンションがあがります。

そしてしばらくするとバーナム(Hugh Jackman)が、Ladies and gents, this is the moment you've waited forと言うのですが、ここがもう、良いですよね。

一気にミュージカルの世界に引き込まれます。

私的にですが、映画ってあまり引き込まれるものが少なくて、観に行っても上演中に時計を確認してしまうんですよ。

残り何分くらいだろう、みたいな。

ですが今回は一切そんなことなく、バーッと始まってバーッと終わった感じでした。

話のテンポが早いので、飽きることなく観られます。

 

そして曲!

全ての曲が素晴らしいです。

特に好きな曲は?と聞かれても、選べないくらい良くて、サントラ絶対に買わせていただきます。

なんだろうな~本当に選べないなぁ~

曲を歌い演じる俳優さん達も、心の込めようというんですかね?感情の伝わり方が凄く、字幕いらないんじゃないかと思うくらいです。

 

パフォーマンスは、もの凄くかっこいい!!!

サーカスショーのところはもちろん素晴らしいのですが、私はバーのシーンが好きです。

バーナムとフィリップ(Zac Efron)の最初のやりとりも良いですし、バーナムが改心したあとのサーカス団員とのシーンも良かったです。

ギャラ交渉とバーナム改心のところです。

 

バーナムやサーカス団員の方々の自信に満ちあふれているときの顔が、本当に瞳がキラキラしていて素敵ですよね~

あの場の観客になりたい。

 

話自体は、起承転結のあるわかりやすい内容です。

大味なアメリカンミュージカル映画みたいな感じ。

だからこそ、曲とパフォーマンスに集中できるので、逆にそのような内容で良かったのではと、私は思います。

普段映画を観ない私からしますと、まぁこのくらいの薄さでもOKです。

映画好きな人が観たら驚きの薄さだと思います。笑

・・・と言っておきながらも、涙もろい私は何回も泣きました。

一番最初に泣いたのは、ある女性が若かりしバーナムにりんごを渡したシーンのときでしたかね。

若かりしバーナム役のEllis Rubinも良いですよね。

ちなみに歌を歌っている方は別の方のようで、Ziv Zaifmanという方のようです。

 

私の一番好きなシーンは、ラストにバーナムがフィリップに帽子を渡し「もう幕は開いている」のところですかね~。

確かそんな感じですよね?

フィリップ良いですよね~

 

サーカスの団員で印象に残ったのは、アン(Zendaya)やレディ・ルッツ(Keala Settle)、ゼネラル・トム・サム(Sam Humphrey)ですかね。

アンの演技、素晴らしかったです。

 

 

ストーリーどうのこうのよりも、とにかく観て良かった~と思える作品でした。

是非多くの方に映画館で観て欲しいです。

映画の内容を求めていくよりは、もっと軽い気持ちで、今日映画安い日だし行ってみるかーくらいの感じで!

(私がそうでした。笑)

曲とパフォーマンス、本当にカッコ良いんです!!

DVDが販売されましたら、家でイヤホンつけて浸りながら観たいです。 

 

私の感想もなんか薄くて申し訳ないです。笑

 

冷めた目で見ると、バーナムは自分勝手で自信過剰な人間なんですがね~、Hugh Jackmanが演じると良い人そうに見えるので不思議。笑

フィリップ含む劇団員の人がかなり良い人達だったから成り立ったんだろうな~

現実世界ではバーナムみたいなタイプには絶対に惹かれませんが、映画で見るとやはりこういう人に惹かれてしまいますよね。 

キラキラして見える!

 

 

 

後から調べたこと

皆さん、バーナムとチャリティーが何歳で結婚したのか気になりませんでしたか?

私だけかな。笑

日本語版Wikipediaにはありませんでしたが、英語版Wikipediaには載っていましたよ!

P. T. Barnum

1810年(0歳) Barnum誕生

1826年(16歳) Barnumの父 死去

1829年(19歳) Charityと結婚

1833年(23歳) 第一子(Caroline)誕生

1840年(30歳) 第二子(Helen)誕生

1874年(64歳) Nancy Fishと再婚

1891年(81歳) Barnum死去

19歳で結婚!!当時は普通だったのかな?

恐らく同い年くらいであるチャリティの花嫁学校卒業後、すぐに結婚したのですかね~

こちらでは映画にでている第二子までしか書きませんでしたが、実際子どもは4人いたようです。

そして再婚とありますが、チャリティと離婚したのではなく、1873年に死別したようです。

 

ついでにバーナムのビジネス年表も。

私、英語全然だめなので間違っているところが多々あると思います。

1829年(19歳) 週刊新聞を刊行

1834年(24歳) ニューヨークに移り住む

1835年(25歳) ショーマンの人生始まり!

1840年(30歳) "Barnum's Grand Scientific and Musical "で成功

1841年(31歳) 博物館を買い取り、"Barnum's American Museum"を作る

1842年(32歳) 大規模な詐欺(誇大広告的な)をする。

1844年(34歳) 小人をつれて巡業。ヴィクトリア女王と面会。

1850年(40歳) Jenny Lindとアメリカを回る。

1865年(55歳) "Barnum's American Museum" が燃える。

1870年(60歳) サーカスやフリークスや動物園などを混ぜた"Greatest Show On Earth" の巡業を始める

1835年のときは、161歳と噂のある女性を見世物にしていたそうです。

1836年にその女性は亡くなったのですが、その後生検したところ、80歳だったそうです。

1742年の詐欺は、猿の頭と魚の尾を合わせたものを人魚と言ったり、11歳の小人と偽って4歳の子を使い、その子が5歳の時にはワインを飲ませたり、7歳になったら葉巻を吸わせたりしてたそうです。

なかなかの詐欺男・非道男っぷりです。笑

 

1870年以降もいろいろあったみたいで、最初はWilliam Cameron Coupと手を組んで、そのあと1881年にJames Baileyと手を組み1885年に分裂、1888年には一緒に世界を回ったり。

CoupやBaileyといったビジネスパートナーは、バーナムの子どもくらいの年齢差だったのだそう。

 

こう考えると映画とだいぶ違うことがわかりますね~

バーナムの子どもの成長で年数を考えると、映画だとほんの数年だったかのように思いますが、55年くらいのショーマン人生ですからね。

いわゆるサーカス事業を始めたのは60歳からだそうです。

まあ、それでも良いんですよ。

だって良い映画でしたからね!!笑

 

 

 

サウンドトラック

買いました、サウンドトラック。

 

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

 

 

ミュージカルの良いところは、曲を聴いただけでそのときの映像を思い出せることですよね。

日本語訳のついたものを買ったので、今度はそちらを見ながら聞いてみたいです。

Ladies and gents, ~♪のところをイヤホンで聴くと、もう....!笑